こんにちは!ジーピーオンラインのアートディレクターじまです。
前回公開した「おすすめAdobe Fonts10選」ですが、色々な方からご好評を頂き第2弾をご紹介させていただきます!
今回も他ではあまり紹介されていないフォントや、これから見かけることが多くなりそうなフォントをセレクトしました。独断と偏見に基づき紹介していますので暖かい目で見ていただければ幸いです。
もくじ
- おすすめ!Adobe Fonts10選 第2弾
- Oskar
- Quiche
- Bovine MVB
- Louvette
- LTC Broadway
- Flegrei
- Wedding Gothic ATF Wide
- Rama Gothic
- All Round Gothic
- Rigid Square
- まとめ
おすすめ!Adobe Fonts10選 第2弾
Oskar
「ONE」「TWO」と2つのバリエーションを保持しているモダンなフォント。
ONEは先端がツノで尖っており、TWOはベーシックな形で2つのバリエーションが用意されています。小文字の表示がないので見出しやアクセントとしての使用がメインとなりそうです。
Quiche
ところどころ先端に丸みを帯びた可愛らしいフォントです。Display、Text、Sansと使用箇所に合わせてフォントが用意されています。
Bovine MVB
海外コミックのキャラクターが話した時に表示できそうな可愛らしいフォントです。ゴシックとRoundの2パターン用意されています。
Louvette
ふところ部分を少し塗り足したおしゃれな雰囲気を持つフォントです。その見た目からクリスマスシーズンで使用できそうな印象です。Deck、Display、Text、Bannerとそれぞれ使用箇所のフォントが用意されており、書体デザイナーのこだわりを感じます。
LTC Broadway
ふところを半分塗り足した見出しとして目を引くフォントです。少し横帯がかったフォントで上記で紹介したLouvetteよりは年齢を落とした可愛らしさを表現できそうです。
RegularとEngravedの2パターン用意されています。
Flegrei
ふところをすべて塗り足したジオメトリックなフォントです。2020年ロゴトレンドにて塗り足したロゴタイプが紹介されており、1案イメージとして作成するにはうってつけのフォントです。
Wedding Gothic ATF Wide
飛び抜けてワイドに特化されているフォントです。小文字の表示がないので見出しとしてインパクトを与える使用がメインとなりそうです。
Rama Gothic
いくつか長体フォントは存在しますが、ここまで飛び抜けているのは珍しくスタイリッシュな印象を与えるフォントです。C、E、Mと長体バリエーションが用意されており、扱いやすくSlabタイプもあります。
All Round Gothic
名前の通り丸みを帯びた可愛らしい印象で、ウェイトも豊富にあり扱いやすいフォントです。
こちらは上記で紹介したRama Gothicを制作された恒川龍一さんの作品です。恒川さんは他にも、Yasashiiというフォントが映画ラ・ラ・ランド(海外広告)で使用されたことでも有名です。
Rigid Square
名前の通りカクカクしたスクエア型のフォントで力強い印象を与えます。あまり使う機会はないかもしれませんが、ウェイトも豊富にあり、いざという時に役立つ持っておいて損はないフォントです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
前回に引き続き、約2,000書体あるAdobe Fontsの中から10選として紹介しました!
後半に紹介したものはちょっと塗り足されているフォントから全部塗っているフォント、横に長いフォントから縦に長いフォント、丸いフォントの次は四角いフォント…と正反対なものをピックアップしてみました。他ではあまり紹介されていない癖のあるフォントですが、使いどころによっては輝きを発揮し、またそれが他にはないオリジナリティのあるデザインになると思います。
今回もこのブログが少しでも何かのお役に立てればうれしい限りです!また、引き続きフォントからこだわり抜いたサイト制作のご相談もお待ちしております!
WRITERじま アートディレクター
教育、産業、官公庁などの業界でWeb・アニメーション・映像・グラフィック・サウンドのデザインを経験したのち、2015年にジーピーオンライン入社。Webデザインが得意です。フォント・キャッチコピー・デザイン心理学を勉強中。