こんにちは、ジーピーオンラインのおおしろです!
Facebook広告を活用すれば、年齢や性別だけでなくFacebookが持っている属性などを活用して狙ったターゲットにピンポイントで広告を配信することが可能です。しかし、Facebook広告は種類が多いため、どの広告を選べばいいのか迷われるのではないでしょうか?
そこでここでは、Facebook広告10種類の特徴について解説していきます。
Facebook広告の種類
Facebookの広告には、画像や動画、ダイナミック、リード広告などさまざまな種類があります。これらの広告を活用すれば、割引クーポンの配布やイベントの集客、新規顧客獲得などの効果が期待できます。
ここでは、以下10種類の特徴的なFacebook広告を取り上げます。
- 写真広告
- スライドショー広告
- カルーセル広告
- キャンバス広告
- コレクション広告
- ダイナミック広告
- 動画広告
- リード獲得広告
- クーポン広告
- イベント広告
写真広告
写真広告は画像1点+テキストを基本としたものです。シンプルな広告の種類であり、画像に加えてテキストを盛り込むことで、商品・サービスの認知度やブランドの注目度を高められます。画像はJPEGやPNG、BMP、DIBなどさまざまな画像形式のものを使用できます。
写真広告には、次のような特徴があります。
- ブランド、商品・サービスへの関心を高める
人目を引く画像を使うことで、ブランドや商品・サービスの特徴や魅力を知ってもらい、Facebookページのフォローも促せます。画像+テキストにより、商品・サービスの詳細を知ってもらえるように促すことも可能です。 - メッセージ性がありアクションを訴求できる
画像+テキストのシンプルな広告だからこそ、テキストにメッセージ性を持たせられます。商品の魅力を伝えるだけでなく、企業の方針や考えを訴えたり、資料請求や見積もりなど閲覧者に次のアクションを訴求したりすることが可能です。
Facebookだけでなく、Instagram、Messenger、Audience Networkなどに表示できます。写真広告は画像が1点あれば作成できるので、どんな商材でも始めやすい広告です。
スライドショー広告
スライドショー広告は、指定した画像をスライドショー形式で配信する広告です。3点〜10点の画像を指定でき、テキストや音楽を使用することもでき、比較的多くの情報を届けられます。動画と比べて作成の手間がかからず、ファイルサイズが小さいため、読み込みがスピーディーです。パソコンやタブレット、スマホなどデバイスや通信速度を問わずに円滑な広告配信ができます。
スライドショー広告には、次のような特徴があります。
- 読み込みが早い
スライドショー広告が使用するデータ量は動画の5分の1ほどであり、ファイルサイズが小さいので通信速度が遅い場所・利用者向けでもスムーズに広告配信ができます。 - ストーリー性のある広告にできる
複数点の画像と音楽、テキストを使って動画のように広告を配信できます。画像やテキストの量が多く、1点1点に変化を持たせられるため、ストーリー性のある広告を訴求できます。 - 複数のメリット・商品を紹介できる
スライドショー広告には3点〜10点の画像を組み込めるため、複数のメリットや商品・サービスを紹介できます。一つの商品・サービスをさまざまなアングルから紹介するなど、いろいろな見せ方ができます。
極力手間をかけずにストーリー性のある広告を作成したい場合に、スライドショー広告はおすすめです。
カルーセル広告
Facebookのカルーセル広告は、複数の画像や動画を掲載できる広告のことです。一つの広告に最大10点の画像や動画を表示でき、それぞれにリンクを付けることもできます。一つの商品・サービスを詳しく紹介した場合や複数の紹介・サービスを訴求可能です。また、企業のビジネスストーリーを伝えることができます。
カルーセル広告の特徴には、次のようなものがあります。
- 複数の商品・サービスを紹介できる
最大10点もの画像と動画を配信できるため、複数の商品・サービスを紹介できます。 - ストーリー性のある広告
多くの画像・動画を掲載できるので商品・サービスの仕組みや魅力をストーリー仕立てで訴求できます。 - サイトや資料請求へ誘導しやすい
10点の画像・動画にはそれぞれ別のリンクを貼ることが可能です。自社ホームページや資料請求サイト等に誘導できます。
カルーセル広告は、ブランドストーリーを伝えたい場合や複数の商品・サービスを紹介したい際におすすめの広告です。
キャンバス広告
Facebookのキャンバス広告とは、閲覧者が広告をクリックすると広告画面がフルスクリーンになるものです。画像や動画、カルーセルやリンクを組み合わせることでキャンバス広告を作成できます。クリックをするとLPのような画面をスピーディーに表示させることが可能です。
キャンバス広告には、次のような特徴があります。
- フルスクリーン画面を素早く表示する
リンク先への誘導だと読み込みに時間がかかる場合があり、ユーザーが離脱しやすくなります。キャンバス広告であればフルスクリーン画面を素早く表示できるため、ユーザーの離脱を防ぎやすくなります。 - モバイル専用
キャンバス広告はモバイル専用のフォーマットです。そのため、パソコンでは表示できず、あくまでもスマホユーザー向けの広告になります。 - テ広告作成の手順が少ない
キャンバス広告は豊富なフォーマットが用意されており、好きなデザインを選択できます。必要情報を登録するだけ簡単に作成が可能です。
拡大した画面からWebサイト等へ誘導ができます。離脱を防ぎ、作成の手間を省ける広告を考えている場合におすすめです。
コレクション広告
Facebookのコレクション広告は、メインとなる画像・動画の下に4点以上の画像を掲載していて、商品やサービスを見つけやすい広告です。ユーザーが商品・サービスを発見し、閲覧や購入しやすい設計となっているため、ECサイトを展開する企業が活用しています。
コレクション広告には、次のような特徴があります。
- 商品・サービスの購入に結びつきやすい
複数の画像で商品・サービスを訴求できるため、購入に結びつきやすいです。また、Webサイトやアプリでの購入へと誘導できます。 - 複数の商品・サービスを紹介できる
メインの画像・動画とは別に複数の画像を掲載できるため、多くの商品・サービスを紹介できます。一つの広告でたくさんの商品をPRできます。 - ショッピング体験ができる
FacebookやInstagramを見ながら複数の商品・サービス広告を閲覧でき、ショッピング体験ができます。
コレクション広告は、Facebookでは4点以上の画像を掲載できますが、Instagramの場合は3点になります。ECサイトを展開している企業におすすめの広告です。
ダイナミック広告
Facebookのダイナミック広告とは、ユーザーの閲覧履歴に基づき商品を表示する広告で、見た目はカルーセル広告に似ています。リマーケティング配信に加え、関連性の高いユーザーを判別して、サイトを閲覧したことがないユーザーに対しても表示できます。
ダイナミック広告には、次のような特徴があります。
- ユーザーにマッチした広告を表示できる
ダイナミック広告はユーザーの興味や関心、アクションに基づき広告を表示できます。ニーズにマッチしているため、CVRが高い傾向があります。個別の広告を一つひとつ作成する負担もなくなります。 - 商品・サービスを思い出してもらえる
ユーザーが閲覧だけして購入に至らなかった商品・サービスを思い出してもらうことができます。 - 新たな顧客を発見できる
サイトを訪れたことがないユーザーにもアプローチできるため、新たな顧客を見つけられます。
ダイナミック広告は、ユーザーの興味や閲覧履歴等の情報に基づいて広告表示ができるため、ECサイトを展開している企業におすすめです。効率良く既存顧客にアプローチでき、新規顧客獲得にもつながります。
動画広告
動画広告は、その名のとおり動画を活用した広告のことです。FacebookやInstagramユーザーの画面に広告が表示されると、再生ボタンを押さなくても自動で動画が再生されます。静止画と比べてユーザーの目に留まりやすく、多くの情報を伝えられます。
動画広告の特徴は、次のとおりです。
- 画像より情報量が多い
画像広告よりも情報量が多いので、商品・サービスの魅力や特徴を十分に紹介できます。 - ユーザーの目に留まりやすい
動画広告は画面に表示されると自動で再生され、動きがあるためユーザーの目を引きます。画像では目に留まらないユーザーでも、動画であれば最後まで見る可能性があります。 - ストーリー性のある広告を作成できる
動画広告は、TVCMのようにストーリー性を持たせた広告を作成しやすいのが特徴です。ブランドコンセプトや商品・サービスの制作工程など、ストーリーのある構成で訴求できます。
映像や音楽、動きでストーリーを伝えることができ、情報量が多いのがFacebook動画広告の魅力です。ECサイトを展開している企業やブランドストーリーなどを伝えたい場合におすすめです。さまざまな商品・サービスに適しています。
リード獲得広告
リードとは、見込み客や見込み客の情報のことで、名前やメールアドレス、電話番号などのユーザー情報を獲得したい場合に活用するのがリード広告です。ユーザーが広告をクリックすると、Facebook内で設定されたフォームが表示されます。サイトに遷移せず、すべてFacebook内で完結できるためスムーズです。
リード獲得広告の特徴には、次のようなものがあります。
- ユーザーのストレスを軽減
Facebook内に設定されたフォームが表示され、ユーザーはプロフィールページから自動で内容挿入ができるため、最短2クリックで情報登録が可能です。ストレスが少ないため、リードを獲得しやすいのが特徴です。 - 見込み客を発見できる
リードを獲得することで、見込み客の発見につながります。自社の売り上げに直結する広告です。 - セミナー申し込み、メルマガ集客にも使える
リード広告は、セミナー申し込みやメルマガ集客にもつなげられます。
リード獲得広告は見込み客を発見したい企業やイベント集客を図りたい場合におすすめの広告です。また、リード獲得広告で得た情報をCRMに連携することもできます。
クーポン広告
Facebookのクーポン広告は、クーポンを配信できる広告のことです。「20%OFF」などクーポンを配信することで購入や店舗への来店を促すことができます。ユーザーは広告をクリックするだけでクーポンを獲得できるため、既存顧客のリピートや新規顧客獲得にもつながります。
クーポン広告の特徴には、次のようなものがあります。
- 販売促進ができる
広告クリックによって割引クーポンなどを配信できるため、サービスの集客や通販サイトの販売促進ができます。 - 新規顧客の獲得
クーポン配信が来店促進や販売につながり、新たな顧客を獲得できます。 - クーポンの利用方法が設定できる
お店に来店した際に提示するクーポンやオンラインで使えるクーポンなど、クーポンの利用方法が設定できます。クーポン広告を活用することで既存顧客と新規顧客からの売り上げアップが期待できます。
Facebookのクーポン広告は、ECサイトや店舗を運営していて商品・サービスを販売している企業におすすめの広告です。
イベント広告
Facebookのイベント広告は、イベント集客に特化したフォーマットです。イベント名や内容、開催日時などを掲載でき、チケット購入などユーザーにしてほしいアクションボタンを搭載することもできます。FacebookのニュースフィードやFacebookと連携しているWebサイトやアプリに配信されるため、多くのユーザーに開催予定のイベントを認知させることができます。
イベント広告の特徴は、次のとおりです。
- イベントの集客ができる
イベント広告を活用すれば、簡単に多くの人にイベントのPRができます。セミナーやパーティーなど、開催予定イベントを広く認知させることができ、集客を図ることが可能です。 - 求める成果を設定できる
イベント広告では、「認知度をアップさせる」という目標だけでなく、「チケットの売り上げを伸ばす」「参加者を増やす」など、成果目標に合わせた配信ができます。 - ユーザーのアクションを把握できる。
Facebookのイベント広告は「参加予定」「興味あり」などのアクションをした人を把握できます。どのくらいの人がイベントに関心があるのか確認できるためマーケティングにも役立ちます。
セミナーなどイベント集客をしたい企業におすすめの広告です。
まとめ
Facebook広告には画像や動画、クーポン、カルーセル、イベントなど、さまざまな種類があります。それぞれで特徴や得られる効果が異なるため、自社の方針や商品・サービスに合った広告を選択することが大切です。早速、自社に合う広告を選び、FacebookやInstagramユーザーに商品・サービスの訴求をしてみてください。
WRITERおおしろ 広報
Webサイトの解析や広告運用など、Webマーケティングに関する記事を執筆していきます。