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オウンドメディアの成功事例10選|BtoC、BtoBに分けて紹介

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SAHRE

こんにちは、ジーピーオンラインのさえです!

「自社ブログ」という意味合いで使われることの多い「オウンドメディア」ですが、本来は自社で保有しているメディア全般を指す言葉です。広告やモール販売への依存を避け、顧客との長期的な関係性づくりができるメリットから、多くの企業が運営に乗り出していますが、一方で成功させるのが難しい施策でもあります。

そこでこの記事では、オウンドメディアの成功事例をBtoC、BtoBに分けてご紹介します。成功のコツも解説していますので、ぜひ最後までお読みください。

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オウンドメディアの目的

事例紹介の前に、改めてオウンドメディアの目的を簡単に解説します。よく目的として設定されるのは、以下の5点です。

  • 新規顧客の引き合い獲得
  • 売上の向上
  • リードの獲得
  • ブランディングの強化
  • 求人応募の増加と定着率向上

最も多いのは、見込み顧客をターゲットとして、新規顧客の獲得を狙うものです。目的が変われば発信すべき情報も変わりますので、大前提として目的を明確にしてオウンドメディアを運用する必要があります。オウンドメディアは広告のように短期的に結果を出すのではなく、ユーザーにとって必要な情報を提供することで長期的に有効な関係を築いていきます。そのため押し売りはせず、まずはユーザーのニーズを満たすことが優先されます。

オウンドメディアの成功事例【BtoC編】

まずはBtoCのオウンドメディアに絞って成功事例をご紹介します。今回は、コンテンツ数や想定流入数、取得しているキーワードの平均掲載順位などを当社で独自に調査をした中から、5つのサイトをピックアップしました。

  • 明治の食育(株式会社明治)
  • 教育情報サイト(株式会社ベネッセコーポレーション)
  • 北欧、暮らしの道具店(株式会社クラシコム)
  • グーネットマガジン (株式会社プロトコーポレーション)
  • DSPACE(三菱電機株式会社)

明治の食育(株式会社明治)

明治の食育

「明治の食育」は、食に関する情報を「食の大切さ・楽しさ」「食のバランス」「食の安全・安心」の3つを柱に発信しているメディアです。
明治の製品を使用したレシピや料理教室の案内だけでなく、食文化や賞味期限について、偉人の好物などオリジナルコンテンツが多数掲載されています。小学生からシニアまで幅広い層をターゲットに、それぞれの年齢層に合わせたコンテンツを掲載しています。

注目ポイント

  • 自社製品を使ったレシピ
  • 幅広い年齢層へのターゲティング
  • ターゲット層に合わせた独自コンテンツ

URL:https://www.meiji.co.jp/meiji-shokuiku/

教育情報サイト(株式会社ベネッセコーポレーション)

教育情報サイト

「教育情報サイト」は親世代をターゲットに、子育てに関する情報を網羅的に取り扱った総合情報サイトです。1955年の創業以来、教育分野で蓄積してきたノウハウをコラムや漫画、動画、ゲーム形式などさまざまなフォーマットに落とし込んで発信しています。育児や教育にまつわる知識やノウハウだけでなく、体験談コンテンツも豊富なため、訪れたユーザーは同じ親世代の人たちが抱える多様な悩みや工夫を知ることができます。

ページに合わせて自社サービスの紹介や無料オファーなどCTAも設置されていますが、あくまでもユーザーのニーズを妨げない配置になっていることもポイントです。

注目ポイント

  • 子育てに関する情報を網羅的に発信
  • 独自の体験談コンテンツが豊富
  • コンテンツに合わせたCTA

URL:https://benesse.jp/

北欧、暮らしの道具店(株式会社クラシコム)

北欧、暮らしの道具店

「北欧、暮らしの道具店」は、生活・インテリア雑貨やオリジナル商品を取り扱うECメディアです。ECサイト内に併設されたミニコラムでは、バイヤーへの取材記事や着用レビュー、スタッフが愛用している商品の紹介コンテンツなどが配信されています。コンセプトに掲げてる暮らし方に対する愛着などがさまざまな切り口から知ることができます。各商品ページでは、スペックだけでなく特徴や使い方が詳細に説明されています。

一般的なキーワードの検索結果1位取得数が100件以上あるだけでなく、メディア自体の指名検索数も多く、媒体としてのファンが多いことが窺えます。

注目ポイント

  • ミニコラムで取材記事やレビュー、紹介コンテンツを配信
  • 特徴や使い方が詳細に紹介された商品ページ
  • 一般的なキーワードだけでなく指名検索数も多い(ファン化)

URL:https://hokuohkurashi.com/

グーネットマガジン(株式会社プロトコーポレーション)

グーネットマガジン

「グーネットマガジン」は、車を所有している、あるいは購入を検討しているユーザーをターゲットにお役立ち情報を発信しているメディアです。購入前の基礎知識から新車の情報、カーグッズ、税金、ローンまで取り上げています。メディアオリジナルの試乗レポートなども掲載されているので、スペックだけでなく実際の燃費や乗り心地なども知ることができます。

運営する株式会社プロトコーポレーションは自動車関連の情報サイト・情報誌を多数運営している企業で、各特集記事からはテーマに関連する中古車の販売状況へアクセス・購入できるように導線が設計されています。

注目ポイント

  • 購入前・購入後・乗換検討中の各段階のユーザー向けにコンテンツを配信
  • 独自の試乗レポート
  • 記事のテーマに関する製品を購入できる導線設計

URL:https://www.goo-net.com/magazine/

DSPACE(三菱電機株式会社)

DSPACE

「DSPACE」は三菱電機が運営する宇宙開発・天文情報メディアです。中秋の名月のような気軽に読める話題から、野口聡一宇宙飛行士の研究内容に関する紹介している「読む宇宙旅行」は、2002年から続くコンテンツです。特別企画では、JAXA、三菱重工、三菱電機のエンジニアによる対談コンテンツなど、他では読めないようなコンテンツが連載されています。

3,500文字程度ある長文記事だけでなく、Q&A形式のショートコンテンツも用意されています。研究が進み、情報が古くなったテーマに関しては最新情報を掲載するなど、こまめな更新の様子も窺えます。

注目ポイント

  • 親しみやすいテーマから詳しいテーマまで掲載
  • 他では読めない対談コンテンツ
  • 長尺なコンテンツとQ&A形式のショートコンテンツを用意

URL:https://www.mitsubishielectric.co.jp/me/dspace/

オウンドメディアの成功事例【BtoB編】

オウンドメディアの運営が盛んなのはBtoCですが、BtoBでも力を入れて運営しているものがあります。BtoCと同様に、当社で独自に調査をした中からピックアップしてご紹介します。

  • C-magazine(キヤノンマーケティングジャパン株式会社)
  • Money Forward Bizpedia(株式会社マネーフォワード)
  • HubSpot ナレッジベース(HubSpot Japan株式会社)
  • 制御機器知恵袋(パナソニック株式会社)
  • wisdom(日本電気株式会社)

C-magazine(キヤノンマーケティングジャパン株式会社)

C-magazine

キヤノンマーケティングジャパンが運営する「C-magazine」では、キヤノンのテクノロジーや製品・サービスに関する情報やマーケティング領域の情報などを発信しています。カテゴリは「特集」、「Cのキセキ」、「ITのチカラ」、「シゴトの哲学」、「imaging S」、「フォトナビ」、「世界遺産」、「大人のたしなみ」の8つに分けられ、世界遺産に関するコンテンツは、同社の撮影機器で撮影された映像を用いた独自提供番組「世界遺産」の紹介も含まれています。

一般ユーザーが閲覧しても楽しめるコンテンツの他に、同社の事業展開やIoT技術などtoBを想定したコンテンツも掲載されています。

注目ポイント

  • 一般ユーザーでも楽しめるコンテンツを配信
  • 事業展開やIoT技術などのコンテンツも配信
  • 独自提供番組との関連コンテンツも用意

URL:https://cweb.canon.jp/cmag/

Money Forward Bizpedia(株式会社マネーフォワード)

Bizpedia

バックオフィス業務に関する情報を発信している「Bizpedia」は、金融系Webサービスを提供している株式会社マネーフォワードが運営しているメディアです。企業向け・個人向け両方のサービスを持っており、メディアのターゲットも経営者から個人事業主まですべての働く人としています。ひとつの記事の中にも関連する記事へリンクが付けられており、関係する情報はすべてメディア内で理解できるような網羅性をもっています。

また、記事の最後に無料診断を設置したり、サイドバーに無料の資料ダウンロードを設置するなど、リード獲得のためのCTAも複数設けられています。また、働き方に焦点をあてたインタビュー記事は50件を超えており、オリジナリティのあるコンテンツづくりにも注力されているように見受けられます。

注目ポイント

  • 経営者から個人まで働く人に合わせたコンテンツ
  • 無料診断や資料ダウンロードなど複数のCTAを設置
  • 50件を超えるインタビューコンテンツ

URL:https://biz.moneyforward.com/blog/

HubSpot ナレッジベース(HubSpot Japan株式会社)

HubSpot ナレッジベース

CRMプラットフォームを開発・販売するHubspotが運営するメディア「Hubspot ナレッジベース」では、各ソフトウェアの操作方法が閲覧でき、「Hubspot ブログ」というコンテンツではマーケティングに関する知識やノウハウを発信しています。 記事のテーマは基礎知識やおすすめのサービス・ツール紹介、自社の取り組み紹介や独自調査記事などが掲載されています。

メルマガ登録や無料ツールへの誘導ボタンなどのCTAが設置されており、CTAの中でも特筆すべきはダウンロードコンテンツの多さです。チェックシートやテンプレート、基礎ガイドなど200件以上のニーズに合わせたコンテンツが無料でダウンロードできるようになっています。

注目ポイント

  • 自社の取り組みや独自の調査記事を掲載
  • メルマガ登録、無料ツールへの誘導などのCTA
  • 200件以上ものダウンロードコンテンツ

URL:https://knowledge.hubspot.com/jp

制御機器知恵袋(パナソニック株式会社)

制御機器知恵袋

「制御機器知恵袋」は、パナソニック株式会社が運営する制御機器に関する技術情報メディアです。機器によって5つのカテゴリに分けられており、入門講座や用語解説でソートすることも可能です。入門講座はQ&A方式を取っており、質問に合わせて図解とともに丁寧に解説しています。CTAではeブックや製品のチラシなどのダウンロードが設置されています。

カタログで使用している用語を解説したり、製品の使用例なども紹介しており、検討中のユーザーの疑問に応える形になっています。

注目ポイント

  • エンジニア向けの機器紹介、疑問解決
  • eブックやチラシのダウンロードをCTAとして設置
  • 製品の使用例の紹介などのオリジナルコンテンツ

URL:https://ac-blog.panasonic.co.jp/top

wisdom(日本電気株式会社)

withdom

「wisdom」は日本電気株式会社が運営するメディアです。ビジネストレンドや新技術、ソリューションを国内外問わず紹介しており、メディア主催のイベント開催やメルマガ配信もおこなっています。DXやAIなどのキーワードも目立ちますが、メンタルコントロールやデジタル人材育成などもテーマに取り上げています。

記事は課題解決をおこなっているクライアントとの取材記事や、イベントレポートなど独自コンテンツを中心としており、セミナーの応募がCTAとして設置されています。また、各記事の下部から記事の評価とコメントが送信できるようになっている点が特徴として挙げられます。

注目ポイント

  • 事例記事やイベントレポートなどの独自コンテンツ
  • CTAにセミナー応募
  • 記事の評価・コメントができるフォームを設置

URL:https://wisdom.nec.com/ja/

オウンドメディアの作り方

上記10件の事例をご紹介しましたが、オウンドメディアを始めたいけど何からすればいいか分からないという方に、作り方を簡単にご紹介します。ステップは大まかに以下の6ステップです。

  1. オウンドメディア制作の目的を決める
  2. ターゲットを決める
  3. ターゲットの動きを想定する
  4. オウンドメディアサイト(掲載するサイト)を制作する
  5. コンテンツ(記事)を制作する
  6. 効果計測をおこなう

何を目的に、誰に何を届けるのかを決めなければ、運営は迷走してしまいます。ターゲットユーザーが訪れた時に「知りたい情報がここにある」と思ってもらえるような設計にすることが重要です。また、忘れてはいけないのが効果計測のパートです。施策としておこなう以上、効果を計測する指標を設定し、振り返りと改善をおこなう必要があります。
運営前にKGI、KPIを定義し、それらが計測できるようにGoogleアナリティクスの設置やフォームの構築なども進めていきましょう。

【関連記事】オウンドメディアの作り方保存版!効果を出す方法や継続のコツ
【関連記事】オウンドメディア戦略の立て方|企画から効果計測まで解説

オウンドメディアを成功させるには?

オウンドメディアの効果が出始めるのは、早くても半年~1年後です。ただなんとなく運営していては、長期戦を切り抜けて成功させることはできません。ポイントとなるのは主に以下の7点です。

  • メディア運用の目的を明確にする
  • KGI、KPIを適切に設定する
  • メディア戦略を立て、計画どおりに進める
  • メディアをユーザーファーストで設計する
  • コンテンツに独自性をもたせる
  • 長期的な運用を視野に入れて計画する
  • 無理のない体制で運営する

見落としがちなのが、長期的な運用を視野に入れることと体制づくりです。結果が出ない期間を切り抜け、100以上のコンテンツを発信していくには、継続可能な計画と運営体制が必要不可欠です。調査、企画、ライティング、校正、公開作業、効果計測など、多くのコストとスキルを要するのがオウンドメディアです。無理のない計画で進めていくのをおすすめします。
【関連記事】オウンドメディア運用のポイント6つと体制づくりを解説

当社の事例 GPブログ

GPブログ

最後に、オウンドメディアの事例として当社の「GPブログ」をご紹介します。2019年11月から運用を開始し、企業のWeb担当者の方に役立つ情報を提供しております。Web制作全般の知識やノウハウ、インバウンドマーケティング、当社のサービスであるWeb社内報に関する記事など、2022年3月現在で公開数は150本を超えています。デザイナーやエンジニアが実際に制作現場で活用している技術に関する記事や、取材対応の様子をリポートした記事など、独自のコンテンツも掲載しています。

ご興味を持っていただいたお客さまからは直接お問い合わせをいただきますが、まずは会社のことを知りたいという方向けに、会社案内をダウンロードしていただけるようにしております。また、Web担当者の方に活用していただけるようなホワイトペーパーも複数用意しており、以下の資料が特に人気です。
※下記リンクからダウンロードいただける記事に移動いただけます。

コンバージョンとして設定しているWebサイト経由の引き合い数は、2022年度は3月現在、すでに2019年度の約7倍を記録しています。以前は自然検索での流入がわずかにあった程度でしたが、今はさまざまなキーワードで当社のブログに訪れていただき、実際にご相談くださったお客さまのWebサイト制作なども担当させていただいております。

オウンドメディアは読まれてこそ意味がある

オウンドメディアの成功事例をBtoC、BtoBに分けてご紹介しました。事例をピックアップするにあたり重視した想定流入数と獲得キーワードは、オウンドメディア運用にあたって重要な指標です。オウンドメディアには独自性が必須ですが、一方でそれを優先するあまり流入数が伸びなければ、企業として運営する以上は閉鎖を余儀なくされるからです。Webの特性を理解しながら、ぜひオウンドメディアを通して顧客と有効な関係づくりに取り組んでみてください。

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