大学サイトの制作コストと予算案作成のコツを解説!費用対効果を最大化する7つの方法

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大学サイトの制作コストと予算案作成のコツを解説!費用対効果を最大化する7つの方法

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大学サイトの制作コストと予算案作成のコツを解説!費用対効果を最大化する7つの方法

こんにちは、ジーピーオンライン(@gpol_tw)のおっくんです!

日本には800校近くの大学があります。
少子化の影響で、大学は入学志願者の獲得競争に拍車がかかっています。
入学志願者を獲得するためには、Webサイトによる効果的な情報発信は欠かせません。

しかし、その情報発信のツールとなるWebサイトは、効果的に運用されているでしょうか。
Webサイトリニューアルの企画が持ち上がるとき、「予算の確保をどうするか」「実際の費用はいくらかかるのか?」といった悩みを抱えている大学関係者も多いのではないかと思います。

本記事では、大学サイトリニューアルの費用感と予算案の策定フローから、費用対効果を最大化するポイントについて徹底解説いたします!

大学サイトリニューアルのコスト感は?

大学公式サイト、リニューアルのコスト感

大学サイトには、公式サイト、入試情報サイト、在学生向けポータルサイトなど、さまざまな種類があります。今回は、大学の顔となる公式サイトを中心に、コスト感をご紹介します。

公式サイトのコストは、サイトの規模(ページ数、機能、コンテンツ量など)によって大きく変動しますが、当社の実績に基づく目安は以下のとおりです。

大規模サイト 2,000万円~
中規模サイト 1,000万円~
小規模サイト 500万円~

※大学サイトだけでなく、学校サイト全般のリニューアルコスト感です

上記よりも安価な制作会社も存在しますが、対応範囲(例えば、デザインのみ、CMS構築は別料金、サポート体制など)に制限がないかご注意ください。

大学公式サイトは、多岐にわたるステークホルダー(受験生、保護者、在学生、卒業生、教職員、地域社会など)を対象とした多様なコンテンツを掲載し、CMSによる情報更新、過去記事や資料の引き継ぎなども必要となるため、ある程度の開発規模になることが一般的です。

当社の経験では、中規模サイト(1,000万円~)からの費用感が、リニューアルのスタートラインとなるケースが多く見られます。

大学公式サイト、リニューアルコストの内訳

大学公式サイトのリニューアルにかかるコストは、主に以下の要素で構成されます。

  • 企画費
  • 要件定義費
  • 進行管理費
  • 画面設計費
  • デザイン費
  • コーディング費
  • CMS/システム開発費
  • 検証費
  • 保守運用費

これらの内訳を詳しくみていきましょう。

企画費

RFP(提案依頼書)からどのような大学公式サイトをリニューアルするかの提案や企画の作成に関連するコストとなります。企画費については、Web制作会社によっては、要件定義費に含める場合もあります。

代表的な作業内容は、現状分析、ターゲットユーザー設定、コンセプト設定、コンテンツ企画、サイトマップ作製、提案書作成となります。

要件定義費

RFP(提案依頼書)や企画の内容から制作範囲や仕様、条件などを整理していく業務になります。大規模サイトになるほど、要件定義は重要な業務になります。大学サイトの場合、CMSやサーバー要件を後工程で変更すると、大きな手戻りが発生します。最初の段階で基本的な合意形成をおこなうことが必要です。

代表的な作業内容は、機能要件定義、システム要件定義、コンテンツ要件定義、デザイン要件定義、運用要件定義となります。

進行管理費

Webサイト制作には、さまざまな職種の人たちが参加します。営業やプロデューサー、ディレクター、アートディレクター、デザイナー、エンジニアなど、さまざまなポジションのプロが必要です。その中で制作を取り仕切るプロデューサーやディレクターの稼働が、この進行管理費の部分にあたります。
代表的な作業内容は、スケジュール管理、タスク管理、品質管理、コミュニケーション管理、課題管理、リスク管理となります。

画面設計費

Webサイトのデザインを進める前に、各ページの情報整理をおこなう画面設計(ワイヤーフレーム)を作成するコストです。画面設計はディレクターやデザイナーが担当します。この段階で表示すべき情報や優先度、導線設計、コンバージョン設計などの検討を進めます。

デザイン費

Webサイトのグランドデザインやテンプレートデザイン、UIモジュール、下層ページの画像パーツなど、見た目に関連するデザイン制作に関わるコストです。

コーディング費

デザインが確定し、各種ページの原稿などが揃えばHTML/CSS/JavaScript/などを用いて組み立てるコーディングが進みます。フロントエンジニアやマークアップエンジニアと呼ばれるメンバーが、ブラウザ上で表示できるようにコーディングをするコストです。

CMS/システム開発費

コーディングと並行して、CMS(コンテンツ管理システム)のインストールやカスタマイズ業務をするために、システムエンジニアやプログラマーが担当します。CMS以外にプログラミングが必要なページや、外部APIとの連携などが必要な場合も、CMS/システム開発費に含まれます。

検証費

CMSやシステム開発をした場合、単体テストや結合テスト、総合テストを実施し、品質を確保するコストです。システムエンジニアやプログラマー、ディレクターがテストに参加します。この検証をおこなわないと、公開後の不具合が多発し、ユーザビリティを大きく損なうことにつながります。

保守運用費

Webサイトのリニューアルが完了し、公開した後のコストになります。大学公式サイトでは日々更新が発生し、365日稼働しています。CMSやシステムの保守、ページ更新などをWeb制作会社に依頼する場合、継続的な費用が発生します。多くの場合、月額固定費用や作業時間に応じた費用で契約します。

その他、リニューアル与件から発生することが想定されるのは、以下となります。

  • 取材/ライティング費
  • スチール撮影費
  • 動画制作費
  • SEO対応費
  • アクセシビリティ対応費

取材/ライティング費

ライターによる取材、原稿作成費用。取材回数、ページ数、文字数によって変動します。

スチール撮影費

フォトグラファーによる写真撮影費用。撮影日数、人数、機材、モデル手配などによって変動します。

動画制作費

動画撮影・編集費用。企画、撮影、編集、関わる人数、機材、モデル手配などによって大きく変動します。

SEO対応費

検索エンジン最適化費用。外部施策(専門業者との協業)と内部施策(HTMLコーディング最適化)があります。

アクセシビリティ対応費

高齢者や障害者を含む誰もがWebサイトを利用できるよう、JIS X 8341-3に準拠するための費用。デザイン、コーディング両面で追加作業が必要です。達成基準(A, AA, AAA)によって費用が変動します。

発注するWeb制作会社により、内訳の違いはありますが、工程からこのような内訳が想定されます。どこまでの範囲をWeb制作会社に担ってもらうかにより、コストの変動があります。相見積もりをする場合の比較として、参考にしていただければと思います。

【関連記事】Web制作の見積もり高すぎない?相場や見積書項目について解説

大学公式サイト予算案の策定フロー

大学公式サイトのリニューアル企画が立ち上がったとき、リニューアルの目的や目標、予算策定をするためのステップをご紹介します。

大学公式サイト予算案の策定フロー

ステップ1 目的の設定

大学公式サイトのリニューアルから、「なにを達成したいのか?」を明確にしていきましょう。目的が曖昧になると、その後の計画や予算決めにズレが生じてしまいます。

  • なぜリニューアルをするのか、課題はなにか
  • リニューアルにより、どのような課題を解決したいか
  • リニューアルにより、どのような効果を得たいか(志望者増加やブランドイメージ向上など)
  • 誰になにを伝えたいか(主軸のターゲットは誰か)

これらの問いかけから、関係部署にヒアリングをし集約、合意を得ます。それから課題を抽出し、優先順位をつけていきましょう。その課題に関連して、具体的な数値目標を後ほど設定していきます。課題を解決したときの達成基準を設定することにより、リニューアル後の振り返りも可能となります。

主目的 志望者数を増加させる
副目的
  • 大学の研究分野のイメージを強化し、ブランド力を向上させる
  • 学校案内の資料請求を増加させる

(例)ブランディングを高めて志望者を増加させたい場合

ステップ2 現状サイトの分析

現状の大学公式サイトの状況を客観的に評価してみましょう。これらは専門的な知識も必要となってきます。学内に専門の担当がいない場合は、外部の協力会社に依頼することも検討してみてください。

アクセス解析

グーグルアナリティクスや他の解析ツールを利用して、訪問者数やエンゲージメント率、流入経路、コンバージョン率などを分析し、Webサイトのパフォーマンスを評価

コンテンツ分析

各コンテンツの内容に過不足はないか。古いところはないか。情報量は適切か。などを評価

デザイン分析

他大学に比べて、古さが目立っていないか。視認性が悪くないか。使いにくい。今後の大学が目指す方向性にあっているか。などを評価

機能分析

CMSの機能に不足はないか。使いづらいところはないか。資料請求のフォームは最適か。スマートフォン対応はされているか。などを評価

競合分析

競合大学のWebサイトを分析し、自大学と比較。デザインやコンテンツ、機能などを評価

アンケート調査

在学生や教職員、保護者、受験生などにアンケートを取れるなら実施してみましょう。主観では気付けない課題が見つけられるかもしれません。

ステップ3 目標設定

目的で定めた内容に応じて、具体的な数値目標を立てます。
現状分析を踏まえ、実現可能な目標を設定していきます。目標は複数設定してもいいですが、すべてを達成することはハードルが高くなってしまいます。リニューアルで優先順位の高いものを定め、達成すべき目標数値を立てることをおすすめします。

目的設定時の例から以下のように設定してみましょう。

主目的 志望者数を増加させる
主目標 志望者数を前年比10%増加させる

(例)志望者を増加させたい目的に対しての目標例

副目的
  • 大学の研究分野のイメージを強化し、ブランド力を向上させる
  • 学校案内の資料請求を増加させる
副目標
  • 研究ページの訪問者数、エンゲージメント率を20%増加させる
  • Webサイト経由の学校案内資料請求を、1年で前年比20%増加させる

(例)それぞれの副目的に対する目標例

その他の例では

  • Webサイト全体の訪問者数を1年間で20%増加させる
  • スマートフォンからの訪問者数を1年間で30%増加させる
  • Webサイトの満足度アンケートで4.0以上(5段階評価)にする

なども考えられます。

設定した目的に応じて、検討してみてください。

ステップ4 予算案の作成

大学公式サイトをリニューアルするための、予算設定をしていきます。
まずはリニューアルの内容から、どれくらいの費用がかかるのか、調査してみましょう。

予算調査には、既存で依頼しているWeb制作会社や、他社に声を掛けて概算費用を出してもらうと目安にしやすいです。

その場合に気をつけたいのは、複数社の見積もり内容に差異がないか確認しましょう。A社はCMSあり、B社はCMSなし、のような見積もりでは、かなりの差が生じます。細部まで突き詰めることは不要ですが、基本的な条件に差異がないかは、チェックしておきましょう。

RFP(提案依頼書)を作成して、見積もり内容を統一するのも方法のひとつです。
【関連記事】【サンプルテンプレ付】RFP(提案依頼書)とは?書き方から作成手順まで解説

複数社からの見積もりが揃えば、大学公式サイトリニューアルの初期予算を検討します。
当初想定していた予算内に収まるか、収まらない場合は予算アップを考慮するのか、またはリニューアル範囲を一部限定するなど、現状に最適な予算組をする判断が必要になります。

それらを踏まえた予算を、学内で承認を得られれば、予算案の策定は完了となります。

費用を抑えつつ効果を最大化する7つのポイント

予算案の作成から、想定の予算から乖離がない場合は問題ないですが、持ち出せる費用に制限も出てくることはあるでしょう。その場合は、優先度の高い課題に絞って、リニューアルをすることも考える必要があります。

目的を明確にし、本当に必要なものに絞る

予算が限られている場合は、優先度の高い課題に絞ってリニューアルを検討しましょう。
目的が「志望者数の増加」である場合、それを叶えるために、以下の実施が必要になると仮定します。

  • デザインリニューアル
  • コーディング
  • 新規コンテンツ追加
  • CMS刷新
  • サーバーリプレイス

これらの中で、「志望者の増加」の達成に影響が少ないものを検討してみましょう。

デザインが経年劣化している場合、絶対外せないでしょう。デザインが変更されるとコーディングも必要です。新規コンテンツは「志望者の増加」に寄与しそうですね。あとはサーバーリプレイス。

サーバーが古いと、最新のプログラムが動かないことがあります。古いバージョンのプログラムで開発すると、セキュリティ面や今後の拡張にも影響がでます。

それならば、CMS刷新はどうでしょうか。既存のCMSがバージョンアップできるのならば、新しいCMSを導入せずに、既存CMSを継続利用、リニューアルができれば、開発コストを抑えることができるかもしれません。

複数の会社(既存・新規)から相見積もりを取る

電化製品を購入するとき、複数の電気店やECサイトを見ますよね。Webサイトリニューアルでも同様に、複数社から、同じ条件でコスト感を比べてみましょう。

予算案の策定部分でも述べましたが、仕様に齟齬がないか、目線をあわせておくことは重要です。またWeb制作会社の規模感によっても、コスト感にバラつきがでます。

大手Web制作会社と中規模Web制作会社では人日単価(1日に掛かる人件費)の設定が違います。大手になるほど人日単価は高くなります。既存のWeb制作会社はもちろん、新規のWeb制作会社も探して、声を掛けてみましょう。新規のWeb制作会社を探す場合は、サービス内容が自学の目的とマッチするかを検討し、声を掛けてみてください。

既存コンテンツを流用して、リニューアルの範囲を絞る

大学公式サイトは、数百から数千ページに及ぶことがあります。
すべてのページをリニューアルする必要は、本当にあるとは限りません。

例えば、ニュースやイベント情報などコンテンツをそのまま利用し続けるページは多いと思います。優先度の高いページに絞ってリニューアルし、それ以外はヘッダーとフッターのみ最新デザインにする方法も有効です。大規模サイトではよく採用される手法で、コストを抑えながら統一感を保つことができます。

不要なコンテンツは、リニューアルの対象外にする

数年前に制作したページは、今も活用されているページでしょうか。大学公式サイトは毎日のように更新され、新しい施策から新規ページも立ち上がります。作ったのはいいけど、そのまま置き去りになっていることも多々あるでしょう。

リニューアルは、不要なコンテンツを整理する絶好の機会です。グーグルアナリティクスなどでアクセス状況を確認し、不要ページはリニューアル対象から除外しましょう。

段階的なリニューアルにし、初年度と次年度で予算を振り分ける

すべてのリニューアルが必要と判断した場合、一度にすべてを実施するのではなく、段階的にリニューアルを検討しましょう。例えば、大学公式サイトと入試サイト両方のリニューアルが必要になると仮定した場合、初年度は大学公式サイトを推進。次年度で入試サイトと分割がしやすいリニューアルが可能です。

また大学公式サイトのみの場合でも、初年度はトップページや主要ページのみをリニューアル。次年度でその他のページをリニューアルしていく手法も考えられます。初年度と次年度でリニューアルの範囲を分割することで、予算配分ができるため検討してみてはいかがでしょうか。

原稿や撮影、素材は自学で用意する

Webサイト制作全般で言えることですが、ページ上のテキスト情報をどこが作成するかでコストは変動します。パンフレットや案内資料があれば、それを元に、ページに配置することも可能ですが、すべてのページの原稿をパンフレットやその他の資料で補うことは難しいでしょう。

学内で不足している原稿をWeb制作会社に支給することができれば、原稿作成費が不要になり、コスト削減につながります。

また画像などの素材も、学内で撮影したものがあれば積極的に活用してください。スチール撮影費を削減することができます。まずは持ち合わせている素材で制作し、足らない素材は追加要件として相談していくことも可能です。

CMSを活用して、自学で内製化する(運用保守費を抑えることが可能)

大学公式サイトは、日々の更新が不可欠です。すべてのページをWeb制作会社に依頼すると、Webサイトの管理費や専任のスタッフを配置してもらう必要がでてきます。

CMSを活用し、学内スタッフで更新作業を完結できれば、運用コストを大幅に削減できます。学内で作業が完結するため、業務のスピードアップも期待できます。長期的なコスト削減に繋がるため、CMSを効率的に活用できるような開発・導入を検討しましょう。

これらのポイントを踏まえ、「集中と選択」を意識してリニューアル計画を立てることが重要です。費用を抑えつつ、優先度の高い目的を達成できるよう、効果的な大学公式サイトリニューアルを目指しましょう。

大学・学校サイトの制作事例

ジーピーオンラインでは、これまでさまざまなWebサイトの制作をしてきました。学校公式サイトのリニューアルでは、大学や専門学校、高校などの実績があります。公開実績から4つご紹介します。

日本大学生産工学部 学部サイト

日本大学生産工学部 学部サイト

日本大学生産工学部 学部サイトのリニューアル。学部の想いを伝えられるサイトを目指し、細部までこだわり、他大学とは一線を画すインパクトあるサイトを作成。

更に、ユーザー導線を考え「知りたいものにすぐたどり着ける」サイトづくりをおこなっています。

【関連リンク】日本大学生産工学部 学部サイトのリニューアルプロジェクト概要

辻調グループ 学校案内サイト

辻調グループ 学校案内サイト

辻調理師専門学校の学校案内サイトのデザインとUI/UXを刷新。デザインは、写真を大きく使い、革新的で洗練された印象に。10代の学生を意識し、夢やわくわく感も演出しています。UI/UXは、5校の情報を整理し、入学志願者が目的の学校や情報をすぐに見つけられるよう、校舎別カラーや視覚的な情報を採用。オープンキャンパスなどへの導線も強化し、継続的に改善しています。

【関連リンク】辻調グループ 学校案内サイトのリニューアルプロジェクト概要

学校法人 田中育英会総合学院テクノスカレッジ 学校サイト

学校法人 田中育英会総合学院テクノスカレッジ 学校サイト

総合学院テクノスカレッジのリニューアル。総合学院テクノスカレッジは、東京工学院専門学校と東京エアトラベル・ホテル専門学校という2つの専門学校を運営する教育機関です。

本プロジェクトは、ターゲット層である学生に対し、テクノスカレッジの持つ魅力や強みを効果的にアピールし、入学希望者を増やすことを目的としたリニューアルをしています。

【関連リンク】学校法人 田中育英会 総合学院テクノスカレッジ 学校サイトのリニューアルプロジェクト概要

日本航空高等学校 学校サイト

日本航空高等学校 学校サイト

航空関連の人材育成に長けた、日本航空学園さまが運営される日本航空高等学校(通信制課程)のサイトリニューアル。

在校生や保護者、入学を検討しているユーザーに向けて、適切な情報を提供し、オンラインプレゼンスを発揮できるWebサイトにリニューアルしています。

【関連リンク】日本航空高等学校 学校サイトのリニューアルプロジェクト概要

大学サイトのコスト感と予算案策定まとめ

今回は、大学公式サイトのリニューアルをメインに、費用感と予算案の策定フローについて解説しました。

予算策定には、目的や目標、現状サイトの分析、どの程度のコストがかかるのかを調査したうえで、検討が必要です。予算が足りない場合には、依頼する内容を精査し、優先度の高い課題にフォーカスして与件を調整することも必要になります。

また、大学公式サイトのリニューアルコストは、大・中・小規模で大きく変わります。大学公式サイトは、ページ数も多くなる傾向があるため、1,000万前後からのリニューアルが一般的ではないでしょうか。
制作期間も1年前後かかることがあるため、長期プロジェクトとして取り組む必要があります。

大学公式サイト予算案の策定フロー
予算策定をするにあたり、以下のステップでリニューアルの準備を進めると、制作時のズレが生じづらくなります。

  1. 目的の設定
    課題と達成すべきことを決める
  2. 現状サイトの分析
    グーグルアナリティクスなどの解析ツールでWebサイトを分析する
  3. 目標設定
    達成基準を具体的な数値で設定する
  4. 予算案の策定
    複数社からの見積もりと想定の予算から、リニューアルの予算承認を得る

大学公式サイトのコスト感
当社の経験から、以下の規模感でコストが変わってきます。ページ数やCMSの機能などにより、コストは大きく変動するため、参考としてお受け止めください。

  • 大規模: 2,000万円~
  • 中規模: 1,000万円~
  • 小規模: 500万円~

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この記事の著者
おっくん

WRITERおっくん アカウントプランナー

前職でデザイナーを経験したのち、2013年よりWeb業界に転身。2013年にジーピーオンラインへ入社し、プロデュースグループとマーケティンググループのマネジメントを担当。お客さんのためになる真正面で正直な意見を伝えられるように心がけ、最適なWebサイトをご提案します。

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