Works 株式会社KEAN Health
お客さまインタビュー

トップ
制作実績
株式会社KEAN Health お客さまインタビュー

株式会社KEAN Health CMO

水本さま

今回、KEAN Healthさまのコーポレートサイトと、遺伝子検査サービス「chatGENE（チャットジーン）」のブランドサイトの制作を担当させていただきました。改めてKEAN Healthさまの事業について教えてください。

KEAN Healthは、自宅でできる遺伝子検査をはじめとするヘルスケアサービスを提供している企業です。コロナ禍を期に人々の健康意識が高まり、一般消費者向けの遺伝子検査サービスは大きく規模を拡大しました。しかし、価格がネックであったり、検査結果を一度見ただけでその後のアクションにつながっていないという課題があります。そこで、私たちは多くの人が実施しやすい価格を実現し、検査結果についても見やすく楽しめる工夫を取り入れています。

今回のサイト制作において解決したかった課題を教えてください。

KEAN Healthは2023年5月に設立した新しい会社であり、まずはコーポレートサイトをイチから作る必要がありました。遺伝子検査はまだなじみのない人も多いため、信頼感や親近感を得られるサイトにしたいと考えていました。特にこだわっていたのは、KEAN Healthが掲げるコンセプト「ゲノムはもう専門家だけのものじゃない」をビジュアルでわかりやすく伝えることです。ですが、会社の設立にあわせてサイトをリリースするには期間が短く、タイトなスケジュールの中でどうクオリティを担保するかが大きな課題でした。

ジーピーオンラインにお声掛けいただいた理由と、他社と比較して選んでいただいた理由を教えてください。

先ほど述べた「ゲノムはもう専門家だけのものじゃない」というコンセプトをビジュアルで伝えるためにはどうすべきか悩んでいましたので、以前から交流のあったジーピーオンラインさんに相談したのです。過去の制作実績からジーピーオンラインさんのクオリティの高さには一目を置いていました。特に短いスケジュールの中で満足いくクオリティのものを作れるのはジーピーオンラインさんしかいない、とすがるような思いで制作を依頼しました。
また、ジーピーオンラインさんはWebサイトのトレンドもしっかり押さえており、専門家としての目線から、どのようなサイトにすべきかの提案をしていただいたのも心強かったです。

ジーピーオンラインの制作進行はいかがでしたか？メリットを感じられた点はありますか？

先ほど申し上げたように、コーポレートサイトに関してはリリースまでの期間が短いという課題がありました。そこで、まずは「やりたいこと」の50％ほどを第一弾として公開し、それから二次公開に向けて制作を進めようという現実的な計画を立ててもらえました。

サイト制作を進める上で難しかった点はありますか。具体的にあればどのような点ですか？

一番の要である「ゲノムはもう専門家だけのものじゃない」というコンセプトを伝えるためのメインビジュアルについてはこだわりました。遺伝子検査を身近なものだと感じてもらうため、「ゲノム感」と「生活シーン」のバランスについてはジーピーオンラインさんと何度も議論させてもらいましたね。「ゲノム感」のビジュアルについてはイラストを使いたいと私の方から持ちかけたのですが、それに合う生活シーンの写真を複数提案してもらい、ピッタリ来るものを選ぶことができました。

「chatGENE（チャットジーン）」のブランドサイトの制作についてはいかがでしたか？解決したかった課題や制作進行時のメリットを教えてください

「chatGENE（チャットジーン）」のブランドサイトでも、コーポレートサイトと同様に信頼感を表現したいと考えていました。そしてもうひとつ、ブランドサイトでは私たちのことをアピールするよりも、多くの人にとって遺伝子検査は身近なものであることを表現したかったのです。遺伝子検査は18歳以上の人が実施できます。幅広い年代の方に実施していただけるサービスだと伝えるため、「chatGENE（チャットジーン）」のメインビジュアルについてもジーピーオンラインさんとやりとりを繰り返しました。最終的にはさまざまな年代の人物の顔が画面上を流れていく動きを採用してもらいました。

サイト制作を通じて課題は解決されましたか？

はい。今回のサイト制作でもっともこだわっていたのは、「ゲノムはもう専門家だけのものじゃない」というコンセプトをビジュアルで表現することです。「ゲノム感」を出しながらも、生活に身近なものであることを上手く表現してもらったと感じています。特にイラストのテイストに関しては、重くなりすぎず、信頼感のあるものを選ぶのは難しかったのですが、ジーピーオンラインさんからは数パターンのデザインを提案してもらってイメージを固めることができました。

今回のサイト制作の感想と今後の展望をお聞かせください

今回のコーポレートサイトやブランドサイトの制作では思い描いていたことを実現できたと考えていますが、やりたいことはまだまだたくさんありますね。今後、KEAN Healthは新しい商品をリリースしていく予定ですし、遺伝子検査についてもまだいろいろな発信の仕方があります。商品の特徴を伝えるだけではなく、遺伝子検査の結果が生活にどのように影響するかという「コト」や「体験」に着目したサイトも作っていく必要があると考えています。
また、遺伝子検査は、検査結果について誰かと話すというコミュニケーションのきっかけにもなるものです。当社の遺伝子検査を受けた20代の女性からは、「はじめて親と病気について話をした」という声もありました。私自身、まだ漠然とアイデアを考えているところですが、遺伝子検査を通じて、何かしらコミュニケーションを生み出せる仕掛けも作れたら面白いですね。そのときにはぜひジーピーオンラインさんに相談に乗ってもらいたいと思っています。