Works
積水ハウス株式会社
お客さまインタビュー
積水ハウス株式会社
広報部 課長
※2020年インタビュー時点
小川 正之 さま
積水ハウス株式会社
広報部 主任
※2020年インタビュー時点
槻並 省吾 さま
積水ハウス株式会社
広報部 主任
※2020年インタビュー時点
穴見 千佳 さま
Web社内報を新規で制作させていただきました。
以前は紙媒体だった社内報をデジタル化するにあたり、どんな課題をお持ちでしたか?
Webの活用は2年前ほど前から社内で検討していました。紙の社内報は、社員全員の手元に直接届けられるというメリットがある一方、企画から配布までに時間がかかっていました。また、紙には紙の良さがあるのですが、情報伝達のスピードや量、更新頻度を上げる面ではWeb社内報には魅力がありました。
当社の60周年にあたる2020年8月にWeb社内報を公開しました。新型コロナウイルスの感染拡大により紙の社内報を届けるのが難しい状況でもありましたので、タイミングも良かったと思います。
社内報のWeb化において難しかった点、悩んだ点などがあればお聞かせください。
CMSの仕組みや画像のピクセル数の調整など、Webサイトの知識が必要となるので、私たちで運用できるのか不安がありました。しかし、専門用語の意味を分かりやすく教えてくださったり、CMSの使い方をレクチャーする会を2回に渡って設けてくださったりして、運用開始前に不安は解消されました。
Webへの一本化という面では、紙の社内報に愛着をもっている社員も多かったので、Web化することに反対意見が出ないかは悩んだ点です。そのため、事前にWeb活用に関するアンケートを取り、賛成意見が多かったことは後押しとなりました。
また、公開後に社員のみなさんが見てくれるのかも心配だったので、会社から支給しているiPadやiPhoneにWebクリップのアイコンを配信したり、月に2回のメールマガジンを配信するなど施策を打ちました。
制作の進行、フローはいかがだったでしょうか。
Webサイトの専門的な知識を持つ外部スタッフさんはとても頼りになりました。定例ミーティングはもちろん、メールや電話でふだんから気軽に相談に乗っていただけて助かりました。
社内で企画をしていると、どうしても社内の論理で考えてしまいがちなので、制作会社から第三者の視点として意見をもらえるのはとても大事だと思っています。制作会社と私たち広報担当は、「取引先」と「お客さま」という関係ではなく、媒体やコンテンツを一緒に作っていくチームであるべきだと思っています。
Web社内報公開後は、どんな変わった点がありましたでしょうか。
紙の社内報だった間は、読者アンケートでしか読者の反応を知ることができませんでした。しかし、Web化してからは、設置した「いいね」ボタンの押された数やコメントの数、アクセス解析の数値などからも反応を知ることができるようになりました。「いいね」やコメントを通して、記事に登場した社員へ読者からの感想がダイレクトに届くのも大きい変化だと思います。経営陣やグループ会社上層部からコメントをいただくこともあり、応援していただけているのを感じます。
また、Web化に伴って新しく英語ページも設けましたので、海外にいる社員にもメッセージを届けられるようになったのも良かったです。
今回の制作で課題は解決できましたでしょうか。
紙の社内報では避けられなかった誌面のゲラチェックや色校正などの工程がなくなったことで、発信するスピードが上がり、鮮度を保ったまま情報を届けられるようになりました。コンスタントに更新することで、これまで以上に情報の量も増やせると思います。Web社内報で自由度が高まったことによる難しさはありつつも、確認作業ではなくコンテンツ企画により時間を割けるようになったのもメリットです。
また、外出先や移動先でも最新記事を見てもらえるようになり、場所に縛られることがなくなりました。
今後の展望についてお聞かせください。
Web社内報を通して、場所や時間に左右されることなく社員同士の双方向なコミュニケーションをさらに活発にしてきたいですね。英語ページもさらに充実させて、海外の社員の皆さんにも読んでもらえるようにしたいです。
今もイントラネットと連動した企画など新しい提案も社内からいただいていますが、社員の皆さんからの声も反映しながら、Webならではの見せ方やコンテンツで幅広い情報が集まるサイトにしていきたいと思います。
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